cf: 確率DP・期待値DP
偏差(平均からの差)を考える
- ICPC 2023 横浜 B 問題
- https://youtu.be/5LdrFxifW54?si=tfy8qcEdmRxqJ9-a&t=10567
- 平均値が4/7 の場合 [0,1,1,0,1,1] を [-4/7, 3/7, 3/7, -4/7, 3/7, 3/7] と考える。さらに扱いやすさのために、それぞれ7倍して、[-4, 3, ,3 -4, 3, 3] を考える
期待値典型
$X$ を $1$ から $m$ までの値を取る確率変数とする。このとき、以下が成り立つ。
$$
\mathbb{E}[X] = \sum_{j = 1}^m P(X\geq j)
$$
証明: $X = \sum_{j=1}^m 1[X \geq j]$ と考えて期待値の線形性を使う
参照: 寄与・主客転倒
期待値の線形性
- 独立でなくても使える。
- 0か1の値をとる確率変数と合わせて使われる
- 問題例
期待値・中央値を求める最適化問題
- 期待値は次の関数を最小化する: $f(x) = \sum_{i=1}^n (x - a_i)^2$